作っているものがもやもやしたら、やりたいことと役に立つことの2軸で分析してみる

東京Ruby会議11の感想

いい機会なので自分が作っているものの中から、自分が本当にやりたいこと、たくさんの人もしくは特定の誰かにとって役に立つ(自分でもよい)ことはあるのか、振り返ってみようと思います。

みたいなことを書いたので気持ちが冷めないうちにやってみようと思う。

RubyPico

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役に立つこと

分かりやすいのでこっちからはじめてみる。色々な人に話して割とそれはいいよね、と言ってもらえるのは

  • PCを使わずにRubyを学ぶことがができる

だ。お古のスマートフォンで簡単にRubyを学ぶことができたら素晴らしいだろう。そのためには

  • チュートリアル的なドキュメント
  • irbなどを簡単に使えるようにするためのToolタブ
  • 関数の使い方を調べるためのヘルプ

などが足りない。逆にいうと上のような補助システムが整備されれば20分ではじめるRubyなどで書かれている内容を実践するための機能はすでに一通り入っている。なるほど、分析してみると必要な作業がちょっと見えてきた気がする。

さっそくホームページを他言語対応してマニュアルを追記できるようにしてみた。まずは日本語でマニュアルを書けるか挑戦してみよう。

やりたいこと

次に自分のやりたいことベースで考えてみる。

せっかくmrubyを覚えたので、スマホRubyを書いたり動かせるようにしてみたい、というのが一番の動機だった。ということはすでに目的は達成してしまっている!(やってみるものだ) 最初の技術的好奇心はすでに満たしてしまっていて、これでたくさんの人が興味を持ってくれたらいいなぁと期待していたけどそれにはもう一工夫必要そうだ。そして自分のモチベーションを維持するためにも新しい目標が必要なのだ。

役に立つことベースで分析したやつでもそれなりに好奇心は刺激されそうだけど、やりたいことベースの好奇心もせっかくなのでもう少し考えてみる。

ずっとぼんやり考えている課題として「スマホでプログラムを書きたいシチュエーションってなんだろう」というのがある。私のようにPCでもプログラムを書くような人がスマホで書きたくなるタイミングとは何か、もうちょっと詰めるとスマホで書かざるをえない状況や特性とは何か、という感じか。すぐに答えが出なそうなのでここは引き続き考えていこうと思う。(例えば満員電車の中でPCを開く人はごく少数だけどスマホを開いている人はたくさんいる、とかに何かヒントがあるだろうか)

まとめ

  • (役に立ちそう) PCを使わずにRubyを学ぶことがができる
  • (やりたいこと) スマホRubyを書けるようにしたい(達成)
  • (やりたいこと2) スマホでプログラムを書かざるをえないユースケースとは何か?

この2軸で分析するのはなかなかよさそうなので壁にぶつかったときはまたやってみよう。何か感想やご意見がありましたら是非。