今年作った物をまとめてみました。
(新) auto-shell-command
日々の定型作業を自動化する auto-shell-command.el を作りました
ファイルセーブ時に指定したシェルコマンドを非同期で実行するelispです。flymakeやguardと似ていますが、ファイル位置によって実行出来るコマンドを変更出来ること、Emacsだけで非同期処理が完結するためWindows, Linux, Mac どこでも安定して動くのが特徴です。
package-installに対応するため、melpaにも登録しました。
(新) duplicate-thing
Emacsに現在行や選択範囲を複製する機能を付けたら思いのほか作業効率が上がった
現在行や選択範囲をワンキーで複製出来るようにするものです。これもpackage-install出来ます。
(新) TimeCopy
TimeCopy - 現在時刻をクリップボードにコピーするだけのシンプルなアプリ
iPhoneアプリにも挑戦しました。Titanumを使ったのですが作りやすくてよかったです。
iOS Developer Program の期間が過ぎてしまったのでApp Storeからダウンロード出来ませんが、ソースはここにあるのでビルドすることは可能です。
Milkode
今年の大部分をMilkodeのバージョンアップに費やした気がします。一年前からは信じられないくらい便利になりました(自画自賛)。Windowsでも安定して動くようになったことがとても嬉しいです。
TokyuRuby会議05と、groongaを囲む夕べ 3で発表出来たのもよい思い出です。
総括
今年は一定のペースで旧作のバージョンアップと新作を出すことが出来ました。よい意味で安定した一年だったと思います。規模の大きなものは去年から作り込んでいたものが多かったので来年は大きめの新作を作れるといいです。そろそろMilkode1.0を出して、英語対応もしたい所です。
自分が本当に作りたいものを見つけて、必要なことを学び、作って公開して、フィードバックをもらうのがレベルアップへの一番の近道かな、と思う今日この頃です。
来年も色々なものを作って公開していきたいと思います。