本屋に立ち寄ったら見かけたので購入。すっかり買うのを忘れていたけど、こういうことを思い出させてくれるのでリアル店舗は必要。
Emacs + evil-mode を使っている自分には夢のような本だと思った。
まだ読み始めたばかりだけどさっそく結城浩さんのコラムが役立った。最近秀丸エディタからVimに乗り換えてVimの挿入モードにEmacsのキーバインドを組み込んだそうな。がっつり文字を打ち込むときは挿入モードでEmacsキーを使ってカーソル移動、文章を俯瞰して編集したいときはVimのキーバインドでまとめて操作するらしい。
???あれ、それってまんまEmacs + evil-mode じゃないかと気がついた。今Vimに矯正中なので編集が終わったときは必ずEscを押してノーマルモードに戻っていたけどしばらく文字入力に集中したいときはそのままEmacsを使ってもいいんだなーと。(evil-modeではCtrl-z
でEmacs(<E>
)とVim(<N>
)の入力方式を簡単に切り替えできる)
そういえば昔Emacsでもview-modeのときだけvi風の操作系にするカスタマイズが流行ったりしてたなー。私自身もvim-regionというプラグインを作ったりしてた。
結城さんのコラムは他にも環境切り替えのときに頑張った様々な工夫の話が書いてあって面白かったです。evil-modeの新しい使い方を(何故かVimユーザーの方に)気づかせてもらいすでに買った甲斐がありました。おすすめです。
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