Milkode0.5をリリースしました。画像には何の意図もありません。
※ 本当は0.4を二月に出していたのですが、告知をさぼったため久しぶりのリリースです・・
途中iPhoneアプリを作ったりしながら、時間をかけて使い勝手を全体的にブラッシュアップすることが出来ました。
ignore設定を指定可能に(.gitignore対応)
特定のファイルやディレクトリを検索対象から除外出来るようになりました。
開発中のプロジェクトでMilkodeを使う際、ビルド時に生成された非バイナリなファイル(ドキュメントやxml)が検索対象に含まれていましたが、これらを検索から外すことが出来るようになります(gitやsvnのignore設定とほぼ同等なものです)。
除外対象の設定にはmilk ignoreで行います。
gitで開発しているプロジェクトではmilk add時に.gitignoreを解析してくれるため特に何もしなくてもコミット対象に含まれないファイルは検索対象に含まれません。自動解析を行いたくない場合はmilk add時に--no-auto-ignoreオプションを指定して下さい。
webアプリでファイル中のマッチ箇所を全て表示
先日gitombを作ったtomykairaさんから頂いたパッチをベースに、要望の大きかった同一ファイルで複数行にマッチした際、全てのマッチ箇所を表示するようにしました(オプションで今までの1ファイル1マッチも選択可能です)。
milkコマンドの使い勝手を大きく改善
リファクタリングしながら、細々とした所を操作しやすくしました。もうしばらく改善を続けます。
gmilk -g オプションの追加
gmilkに-gオプション(Go to line mode)を追加しました。エラー個所をコピペしてダイレクトにジャンプするための機能です。
リリースノート
milkode/HISTORY.ja.rdoc at master · ongaeshi/milkode
- milk
- 仕様を見直して使い勝手を大幅に改善
- milk add
- パッケージ内の.gitignoreを自動で読み込み、検索対象から外すように
- .gitignoreを読み込みたくない場合は --no-auto-ignore オプションを指定して下さい
- 大量に表示されるメッセージを抑制 (-vオプションで表示)
- 除外対象を指定する -i オプションを追加
- 'milk add .' の時に 'package : .' -> 'package : milkode' に
- milk ignore
- 検索対象に含めないファイルやディレクトリを指定することが出来る
- milk ignore --test で.gitignoreも含めて除外される可能性のあるファイルとディレクトリを表示
- milk ignore -p PACKAGE_NAME でパッケージ指定
- milk ignore -d IGNORE_PATH .. で除外対象から削除
- milk init
- milk init 'a_dir' でディレクトリを自動で掘ってくれるように。
- milk init --setdb オプションを追加
- milk rebuild
- 正確にパッケージ名を指定しなければリビルド出来ないように
- 引数無しで実行すると現在位置のパッケージをリビルド
- milk remove
- 正確にパッケージ名を指定しなければ削除出来ないように
- 引数無しで実行すると現在位置のパッケージを削除
- milk update
- 大量に表示されるメッセージを抑制 (-vオプションで表示)
- 'milk update NOT_EXIST_PACKAGE'の時に milkode_info が表示されないように
- milk setdb
- milk setdb --default でデフォルトデータベースに戻るように (milk setdb --reset と同義)
- milk pwd
- パッケージ名も表示するように 'milkode in ~/.milkode'
- milk web
- gmilk
- -iオプションの復活
- -gオプションの追加(Goto line mode)
- -cオプションを追加(マッチ数のみを表示)
- lib
- CdstkYamlを削除
- Package, MilkodeYaml, YamlFileWrapperを追加。
- 古いバージョンのmilkode.yamlにアクセスしたら自動でアップグレードするように。
制作後記
基本的な部分がそれなりに固まってきたかなあ、と感じています。作り始めた時の目標と比べて今が完成度50%位でしょうか。
月イチ位のリリースを維持して年内に1.0を出したいです。