小さな端末でも楽しくプログラミングできる RubyPico(旧PictRuby) 0.6 がリリース
PictRubyはRubyPicoという名前に変わりました!対象を画像に限らず「PC以外のスマートフォンやタブレットなど小さな端末で動くRuby」という印象にしたかったためです。
アンケートではSmartRubyが有力でしたがその後にいただいたPicoRubyという名前も評判がよく、最終的にひっくり返してRubyPicoにしました。
PictRubyの名前を変えたいと思っています。「PC以外のスマートフォンやタブレットなど小さな端末で動くRuby」という印象にしたいです。アンケートを作ったので投票やご意見を是非。(必ず得票数の多いものにするわけではないです)
— おんがえし (@ongaeshi) April 17, 2016
0.6では待望の正規表現がサポートされました。
正規表現
正規表現が書けるようになりました。/.../
リテラル以外にもString#match
やString#gsub
のようなRegexp
を渡せるメソッドも使えるようになります。
def main url = Popup.input "url?" title = Browser.get url m = title.match /<title>(.*?)<\/title>/ puts m[1] if m end
Chat#timer
Chatクラスにtimerというメソッドを定義すると(ユーザーの入力を待たずに)一定間隔でbotがメッセージをしゃべることができます。
以下は3秒おきに"Hi"を出力するボットプログラムです。
nilを返したときは何も出力しません。
class Chat def initialize @prev = Time.now end def timer t = Time.now if t - @prev > 3 @prev = t return "Hi" else nil end end end
はてなブックマークボットに記事の自動読み上げ機能を追加
はてなブックマークのTOP5をスマホがしゃべりはじめるPictRuby botを書いた - ブログのおんがえしにtimerを使った「自動読み上げ機能」を追加してサンプルに収録しました。
RubyPicoを起動して [Sample] -> [hatena_bookmark_bot.rb] を実行してください。[総合]で記事一覧を表示したのち、[all]と入力すると・・
ご覧のように記事のdescriptionをしゃべりはじます。
iTunes経由でPCと端末間でスクリプトのコピーができるように
0.5からiTunes file sharingに対応していたのですがリリースのときに連絡を忘れていました。