最近アウトプットが減っていると感じており増やしたくて手に取った。インプット、考えをまとめる、アウトプットまで知的生産に必要な要素がたくさんの文献から集められている。
インプットで参考になったのは
- 読みたいところから手をつける
- 目次は情報が圧縮されていて有用
- 読書は本によって目的が違う(娯楽、情報を見つける、理解を組み立てる)
- 脳内で音読すると遅くなるのでしない
考えをまとめるで参考になったのは
- 5分で知っていることを書き出してみる(書き出し法)
- KJ法
アウトプットで参考になったのは
- 時間を区切る(タイムボックス化)
書き出してみると特にどうやって情報を集めるか、インプットの部分で参考になる箇所が多かった(人によって変わると思う)。今まで何かを勉強するぞ、となるとつい体系的に学ぼうとしてスピードを意識していなかった気がする。後、せっかく本を買ったので全部読まないともったいないという気持ちとか。
これからは必要な情報をできるだけ最短距離で取得していくように、状況によっては書籍やWebページも辞書のように使っていくことを意識してみたい。
この本のおかげで、インプット、知識をまとめる、アウトプットのやりかたは以前よりも効率よく行うことができそうだ。
ただし、その後に湧いてきた問題としてどの問題に取り組むべきか?どうやって取り組むことを発見するのか、というのがまだはっきりしていない。ここについては書籍の最終章をもう一度読み直したり、ほかの書籍にもあたってさらに考えを深めていきたい。