Emacsのキーバインドをブラウザで視覚的に表示出来る、emacs-keybindをリリース

概要


  1. Emacsキーバインドをブラウザで視覚的に表示できるelispです(スクリーンショット1枚目)
  2. 自身が使用したEmacsコマンドを履歴に保存し、Emacsコマンドの使用頻度を一緒に調べることも可能です。(スクリーンショット2枚目、赤が良く使っているコマンド、赤→黄→青の順)

新しくインストールしたモードのキーバインドを確認したり、キーバインドを調整する時にどのキーを余り使っていないか調べるとき等に便利です。

インストールの仕方

  1. emacsと、rubyがインストールされている必要があります。
  2. SourceForgeで開発しています
  3. こちらから最新のパッケージをダウンロードして下さい。
  4. 解凍したパッケージをロードパスの通った場所に置きます。
  5. .emacsに以下の設定を追加します。Windows環境の人はrubyからも変数の値を利用するので、フルパスで指定しないとうまく動かないかもしれません。
(require 'emacs-keybind)

; 解析に使用するrubyスクリプトのパス(emacs-keybind.elと同じ場所にあります)
(setq emacs-keybind-program-file "c:/emacs-keybind/emacs_keybind.rb")

; キーボード種類(ascii or japanese)
(setq emacs-keybind-keyboard-kind "japanese")

; emacs-keybind.el が自動で生成するファイルの置き場所
(setq emacs-keybind-work-dir "c:/home/.emacs.d")

使い方

emacs-keybind-show
コマンド実行時のキーバインドマップを調べ、ブラウザを自動的に起動して表示します。diredモード中に実行すればdiredモードのキーバインドマップを、c++-mode中に実行すればc++-modeのキーバインドマップを表示します。
emacs-keybind-show-with-history
$(emacs-keybind-work-dir)/emacs-keybind-history-save-file に自動的に追記されていく使用コマンド履歴を解析して、各コマンドの使用頻度と共に表示します。

ご意見・ご要望は

この記事にコメントして頂ければ幸いです。