最近リリースされたばかりの新機能。ブラウザの拡張機能として使えて、Web 上の記事を簡単に Obsidian 上に取り込むことができる。Web 上にあるたくさんのドキュメントを読むのに重宝している。
iOS からも使える
Safari の拡張機能としてもリリースされているので実はスマホからも使えるのがポイント高い。SNS で流れてきた記事をスマホでクリップして後からオフラインで読んだり、はてブや Pocket でブックマークしておいた(後で読まれることのない)記事をまとめて取り込んだりできる。
PC でまとめて取り込んで後からスマホで読む
PC の Firefox からまとめて取り込んで、後からスマホで読む。PC だとちょっと取り込んだデータが壊れていてもこっちで加工したり複数のクリップを1つにまとめたりの編集作業が簡単にできる。
PC とモバイルの Obsidian 間の同期は色々なツールがあるのでそれぞれのお気に入りを使うとよい。(私は Obsidian Sync を使っている。)
専用の valut 「scrap」
長い記事を大量に取り込むのを躊躇しないように、メインで使っている Obsidian ノート(以下 main vault)とは別の専用の vault を作ることにした。名前は「scrap」とした。
この vault には気になった記事やページをどんどん取り込むことができ、情報収集がスムーズに進む(購入したいものの Amazon ページとかも取り込んでいる)。フォルダ構造も専用の vault なので極力シンプルにしている。
フォルダ名 | 説明 |
---|---|
Clippings | Obsidian Web Clipper がデフォルトで取り込むフォルダ。 |
Archive | 読み終わったらこっちに移動。 |
Obsidian Web Clipper はデフォルトだと開いている vault に対して取り込みを行うので、設定で scrap vault を直接指定して取り込むようにしている。
vault を分けておくことで scrap に絞って全文検索できるようになるのも便利。
外国語の記事は翻訳したものを取り込む
原文はリンクさえ残っていれば(それは Obsidian Web Clipper がやってくれる)いつでも確認できると割り切る。
Google ウェブサイト翻訳で翻訳したページを直接取り込むようにしている。日本語だと読むスピードが全然違う。ちまちまと頑張っている英語の勉強はこの記事は面白そうかの判断に使っている。
※ 書きながらこのメソッドなら中国語だろうがドイツ語だろうが何だって読めるじゃん!と思ったが、パッと見たときに面白そうかの判断が難しいんだろうなぁ。
取り込んだ記事にメモを残す
記事を読む中で気になった箇所には==テキスト==
でハイライトを付ける。自分の考えをその場でメモとして追記してしまうこともある。
能動的に読んだ方が記憶の定着率がよいので色々手を動かしながら読むと理解力が上がる感覚がある。
メインノートにスクラップ
読み終わって特に面白いと感じた記事は、ハイライト部分などを抜粋して main vault に新規ページとしてスクラップする。このプロセスによって、日常的に参照したい情報と一時的な情報を自然に分けることができ、 main vault が効率よく整備される。